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ファンが欲しけりゃ、リストを作れ!
前回の記事で少し説明した通り、サンプル曲(視聴曲)はフルコーラスで聴かせるべきと言いました。
では本当に無料で配布してただ聴かせるだけで効果は出るものなのでしょうか?
たいてい楽曲をプレゼントしても、本当に最後まで聴いてくれているのか怪しいものです。
しかし人間と言うものは、無料と言う言葉に非常に弱いです。
タダほど怖いものはないとも言いますが、無料で配布する代わりに、しっかりと相手先のメアドを獲得しましょう。
楽曲をプレゼントする代わりに、相手の連絡先を確保する。
これは大昔から行われているマーケティングのひとつです。
江戸時代でも顧客名簿は商売人にとって宝物だった。
江戸時代では、年中火事がおきていたと言われています。
江戸時代の商人は、火事があったら真っ先にやった行為があります。
それは顧客台帳を井戸に投げ込むことです。
顧客台帳を井戸に投げ込んだら使い物にならないのではと思いがちですが、江戸時代の紙は水に濡れても文字がにじむことはありませんでした。
なぜ顧客台帳を井戸に投げ込んだかと言えば、江戸時代の商人は商品や建物が燃えてしまう損失よりも、固定の顧客を消失する方が損失ははるかに大きいという事実を知っていたからです。
新規のお客にモノを売るより、既存の固定客にモノを売る方が簡単だからです。
これはミュージシャンがファンを獲得する際に最も重視するべき参考点です。
あなたがサンプル曲(視聴曲)を配布した際、必ず相手先のメアドをゲットしてください。
たとえ一瞬でもあなたの楽曲に興味を示してくれたお客さんを、逃がさないためです。
メアド(連絡先)さえ知ってしまえば、ライブの告知やアルバムリリースの案内など、後からゆっくりでもアプローチすることができます。
だからこそサンプル曲(視聴曲)をジャンジャン無料配布して、メアドを一つでも多く獲得してください。
今、一番おすすめなのは、LINE@。
LINE@で友だち登録してくれた人全員に新曲を無料でプレゼントしますっていうのが、ミュージシャンのマーケティングで今後の主流になってくるのではないでしょうか。