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政治的な発言は、ミュージシャンにとって百害あって一利なし
ミュージシャンは、なぜか左翼的な発想をする人が多いです。
原発反対!
戦争反対!
まあ、誰だって東日本大震災の後は、原発の恐さを知ったし、その昔、日本は核兵器で戦争に負けたんだから、原発なんかこの世からなくなればいいのにって、普通は思います。
戦争だって、好きで戦争したいなんて思う日本人はいないと思います。
誰だって平和がいいのに決まっていますよ。
ミュージシャンは純粋で単純な人が多いから、世界を平和を真剣に願うし、原発だって反対しちゃう。
これがいけないとは言いません。
思想は人それぞれですし、宗教だって自由です。
しかし、人によって平和を勝ちとるための手段への考え方はバラバラです。
左翼思想の人は、対話や武力行使なしで平和を願っているし、右翼思想の人は、軍事力を高めて抑止力をもって平和を勝ちとろうとしています。
なので、音楽活動においては、こういった思想や考え方は、公の場では公言しないほうがいいです。
私は幼いころからサザンオールスターズの大ファンでした。初めて買ったレコードも勝手にシンドバッドでしたし、ずっとファンでカラオケでは毎回サザンの曲を歌っていました。
しかしつい最近、ボーカルの桑田氏が、ライブ中に天皇陛下を侮辱する行為を行って、百年の恋もさめてしまうかのごとく、大嫌いなアーティストの一人になりました。
今じゃ、テレビに映っているのを見るだけでも、チャンネルを変えてしまうほど嫌いになりました。
人それぞれ考え方があるので、サザンの桑田氏が、韓国びいきであろうと天皇制反対派であろうと、どれだけ売国奴になろうが、それはそれで自由ですが、ファンに押し付けないで欲しいと思ってしまいました。
昔はテレビや新聞でいろいろなニュースを見ていましたが、マスコミはそろって左翼的な報道をしていましたから、左翼からすれば都合の悪いニュースはあえて報道されませんでした。
しかし今はインターネットが普及しているから、そうは行きません。
人々は本当の真実を知るようになり、右よりな考え方をする人が増えてきています。
右寄りが正しいのか、左寄りが正しいのかの議論は、この際おいといて、ミュージシャンは公平に、どちらの意見にも首を突っ込まないほうがベストです。
安易な気持ちで、原発反対や世界平和などと口走ってしまうと、いろいろな考えの違いからファンに誤解を招いてしまう恐れもあります。
事実、たとえば坂本龍一氏などは、原発反対集会で「たかが電気で」といった発言をして、ネット上で大炎上しました。
「だったら電気を使わず楽器を演奏しろ」だとか、「お前は電気を使ったテクノサウンドで収入を得たんだろ?」だとか、散々言われました。
ネット上は右よりで保守的な考え方が多いので、左翼発想が多いミュージシャンとは、どうしてもウマが合いにくいです。
だったらいっそ何も語らないほうがいいです。
なのでミュージシャンは、政治の世界には首を突っ込むな!
これ鉄則です。