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どんなビジネスでも最初に事業計画を立てたり、目標をもってビジネスを行います。
あなたもプロとして音楽に取り組み、本格的な活動をするならば、まずは戦略を立てるのが先決です。
最初の一年で何を目標とするかを決めて戦略的に行動することをお勧めします。
ミュージシャンの計画の一例ですが、まずは楽曲を作り、CDなどのレコーディング、そしてCDのプロモーションをしながら、ライブツアーを組むといった流れが一般的です。
ここで一番大切なのは、楽曲を作ってCDをリリースするときに、必ずリード曲を決めておくことが重要です。
メジャーでは当たり前のような行動パターンなのですが、これがインディーズになるとリード曲も決めずに活動を続けていると言ったバンドが、信じられないほど多いのも事実です。
通常、アルバム曲などリリースするとき、メジャーレーベルではシングル曲を決めるんですが、インディーズではアルバムからのシングルカット曲と言う概念があまりないため、なかなかリード曲を決めないまま活動しているミュージシャンが多いんです。
私も街でストリートミュージシャンに声をかけると、
「CDを買いたいんだけど、このCDの中でリード曲は何曲目なの?」
「リード曲?リード曲って何ですか?」
「オシ曲のことだよ。自信のある曲はどれ?」
「自信のある曲?? あぁ、全部ッスね。全部自信がありますっ 全部オシ曲ですよ! 全部お勧めですっ」
なんてコントみたいな会話になってしまうときがあります。
しかし、まあビックリするくらいリード曲を決めずにCDをリリースしているインディーズミュージシャンが多いです。
CDリリースでリード曲を決めていないから、当然ですがライブのセットリストもリード曲は決めずに演奏しているケースがほとんどです。
リード曲はあなたの代表曲ですから、ライブでは毎回演奏するべきです。
もう飽きるくらい毎度毎度でどこのステージでも何度もリード曲を、これでもかっていうくらい演奏するべきです。
そして当然ですが、宣伝するときもリード曲にしぼって宣伝します。
もしラジオで流してもらえるチャンスがあれば、当然リード曲を流してもらうべきですし、誰かにプレゼンするときもリード曲で勝負します。
思いきって新規のファンには、リード曲をプレゼントするくらいの太っ腹でもかまわないと思います。
まずはリード曲を聴いてもらうことから、インディーズの音楽活動が開始されると思ってください。
リード曲をいかに広めるか、いかに宣伝できるか、これがインディーズミュージシャンにとっての生命線と言っても過言ではありません。