効果的なライブのやり方 コラム

効果的なライブのやり方 その1

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ライブはあなたが一番輝ける場所

日ごろの練習の成果を見せるべくライブ演奏はミュージシャンにとって一番の楽しみであり、ライブでステージに立つために音楽活動をしていると言ってもおかしくないという人がほとんどのはずです。

あなたもいずれは大きなステージでライブをやってみたいと思っているはずです。

 

しかしまだまだお客さんが集まらず、常にどうすれば集客できるのだろうと、悩みがつきないインディーズミュージシャンが非常に多いです。

私も暇があればスカウト活動でライブハウスに顔を出しますが、たいていのミュージシャンが間違ったライブのやり方をやっていると感じることが多いです。

では、効果的なライブステージとは、どういったものでしょうか?

 

たいていのバンドは間違ったライブをやっている

まずインディーズミュージシャンが一番間違っているのは、「観客はあなたの演奏を聞いてくれている」と思い込んでしまう錯覚があります。

たしかに以前からあなたのこと知っていて、曲も全部覚えているお客さんなら、観客はあなたの演奏を聞くといった表現は正解かもしれません。

 

しかし多くのお客さんは、あなたのこともあなたの曲もまったく知らず、たまたま他のバンド目当てにライブハウスに来たと言うのが本当のところではないでしょうか?

言わばあなたにとってライブに来ている多くのお客さんは、新規の見込み客になりますよね?

そんな新規の見込み客は、あなたのことを全く知りませんし、演奏する曲もはじめて聞く曲ばかりです。

そういった新規客は「あなたの演奏を聞く」と言うより、「あなたの演奏を見る」といったほうが的確だと思います。

つまり新規のお客さんは、耳より目で、あなたのライブステージを見ています

 

お客さんはあなたのどこを見ているのか?

だってあなたの事を今日初めて見たんだから。

なので最大に注意すべき点は、サウンドよりもまずは「見た目」です。

 

ソロではなくバンドで活動している方なら、必ずステージ衣装は用意してください。

その際の一番のポイントは、バンドメンバーで衣装の色を統一することです。

お客さんにバンド名を覚えてもらえなくても、衣装の色はしっかり頭に焼き付いていると思ってもらえたら、しめたものです。

 

次にリハーサルの時は、必ずステージの照明のチェックをしてください。

出来ればライブ前日までに照明担当者に、当日演奏する曲データーを渡して曲をあらかじめ覚えてもらうことがベストです。

お客さんは音楽の専門家ではないので、演奏よりもステージの照明に目が行き、感動するパターンが多いのも覚えておいてください。

特に曲に合わせて照明がバッチリのタイミングで変化すると、知らず知らずに曲に見とれてしまうことが多いのも覚えておいてください。

 

最後にもうひとつ、複数のバンドで演奏するときは、パフォーマンス、つまり動きに注意してください。

全員で1曲目の終わりで手を挙げてポーズをとるとか、サビの入る前にフロントに立っているギターやベースのメンバーは、アクションをあわせるとか、お客さんの視覚に訴えるようにしてください。

 

初めて見るお客さんにとって、あなたの曲の歌詞を一度で全部覚えるのは無理だとしても、サビのところでメンバー全員がジャンプして演奏してた、などは案外記憶に残るものなんです。

メンバーの動きを曲にあわせるということは、ライブでは一番重要視しないといけない要素なんです。

 

しかしインディーズのバンドは、ここを軽視しているバンドが多いのが非常に残念です。

極端な話、ライブ前日は大きな鏡の前で、メンバーの動きや、演奏の姿勢などをCDで流しながら動きのチェックをするくらいの練習があっても良いと思います

「百聞は一見にしかず」

つまりライブは、聴かせるのもではなく、魅せるものだという意識が大切です。

 

 

 

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