音楽業界

この時代にCDを売る古い体質の音楽業界

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車に乗っていて、音楽を聴こうとしたとき、昔ならカーステレオにお気に入りのCDを差し込んで聴くのが普通だった。

しかし時代が進むにつれ、カーステレオが進化しHDDになり、CDの音源そのものをカーステレオの内部に取り込めるようになり、CDそのものが邪魔な存在になるように思えてきた。

そんな中、今度はカーステレオがブルートゥース(Bluetooth)対応になり、スマホに入っている音楽をカーステレオにそのまま流せるようになり、音楽はCDを所有するという観念から、データを持ち歩くというものに変化してきた。

それでも日本の音楽の売り上げの7割が、いまだCDやDVDなどのパッケージメディアであることに驚かされる。

今の若者はCDを聴こうにも、そもそもCDプレーヤーを持っていないという者がほとんどである。

いわゆるここに矛盾が生じているのであるが、今の音楽業界は腐りきっていて、ユーザーのニーズに合っていないものを提供し続けていることに、何ら対策をしていない。

欧米では、ストリーミング配信が主流であるが、日本ではイマイチ普及しているとは言い難い。この原因は色々考えられるが、大きな要因の一つに日本ではレンタルショップでCDを借りるという習慣が根付いていたからである。

しかしレンタルショップも全盛期6000店舗以上あったものが、いまや2000店舗まで減少している。やがて店舗数がゼロになるのも時間の問題だが、レンタルショップがなくなるころに、ストリーミングは日本でもある程度の普及をすると見て、間違いないだろう。

ストリーミング配信の最大の壁は、レコード会社の許諾、つまり著作隣接権者の許諾がなければ、勝手に配信することはできない。この著作隣接権という権利が実にややこしい。

 

ではなぜ日本のレコード会社が簡単にストリーミング配信に協力的でないかと言えば、インターネットでは当たり前でもある、まずは「無料」という概念が受け入れられないのである。

 

音楽を聴きたければ、まずは金を払え!というビジネスモデルを脱却できないのが現状なのです。インターネットが当たり前になった今の時代では、まずは無料で楽しんでもらい、ユーザーがヘビーユーザーに変わったときに有料化するというプロセスが、今の日本の音楽業界には、どうしても受け入れられないのです。

 

世界第2位の売り上げ規模を誇る日本の音楽業界が、いまだ握手券などのオプションで無理やりでもCDを売ろうとする体質そのものを変えない限り、ユーザーが本当に求める「楽しめる音楽」には、ほど遠いビジネスモデルになっていることに、業界関係者は早く気づき、対応すべきである。

 

 

 






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