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問題はその通信速度に充実したソフト開発ができるかどうか
オリンピックが開催されるたびに、何かしら疑似術が発達してきた日本。
2020年には東京オリンピックが開催されるが、その目玉ともいえる技術の最先端が、「5G」の超高速大容量の通信サービスです。
音楽業界もこの技術の恩恵で発展することは可能なのでしょうか?
一番簡単に思いつくのが、VRによる立体感ライブの生中継でしょうね。
家に居てても、まるでライブ会場にいるかのごとく、360度見渡せば、観客と一体化になって、好きなアーティストのライブが見れる。
しかも、座席も特等席で。
もちろん音質もハイレゾ並みの、高音質での提供も可能でしょう。
こうなれば、もうライブも無理して遠くまで行かなくても、家で十分楽しめるじゃん!ってことになりそうな勢いですが。
生中継では、やはり演奏力が問われる時代に逆戻り
AKB48やアイドルグループがCD音源をそのまま流してライブする方式が、今では主流ですが、今後5Gの時代では、大容量ですから、より立体感、すなわち生演奏の迫力が求められると思います。
そうなればバンド演奏の方が有利になってきます。
逆にアイドルは、画面がきれいに映りすぎると、見せたくない余計なものが映ってしまい、不利になると言われています。
8K画像になってくると、実物とほぼ変わらない映像が配信されているのと同じですから、アイドルからすれば、見られたくないシワの数や、整形後の傷や、わきの処理など、映ってほしくないものが綺麗に映るとヤバイんですよね。
でもバンド演奏は、演奏力に自信があれば、より立体感を加えて、生の迫力を通信で届けることが可能になってきます。
そうなれば、またバンド演奏、特に生演奏に注目が行くかもしれません。
CDを売ることより、ライブ中継で売り上げを見込む方が賢い!
今後は、CDを売ることはやめて、シングル曲はどんどん無料でネットで聞かせまくって、いかにライブ中継でお金を生むビジネスモデルにできるかというのが、メジャーだけでインディーズバンドでも要求されるはずです。
ライブを見てみたいという欲求をいかに獲得するかが、ファン獲得、しいてはミュージシャンの収入源の確保につながりますので、演奏力があるバンドの方が有利になってくるでしょうね。
演奏に自信がなければ、ゴールデンボンバーのように、何よりもお客にライブを楽しませるという、違う方式があることはありますが。
5Gの通信時代、間違いなく音楽業界も変わっていくでしょう!